カメラの方式とその違いについてご説明いたします。
画質 | 価格 | 画素数 | 配線距離 | 備考 | |
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HD-SDI | ◎ | △ | 200万画素 | 100m | 放送局のハイビジョン技術を使っていて、画質は最高。 |
EX-SDI | ◎ | △ | 200万画素 | 400m | HD-SDIの距離に対する弱点を補ったもの。 |
AHD (CVI・TVI) | ○ | ◎ | 100~200万画素 | 500m | アナログ技術用いたハイビジョンカメラ。安価で配線距離も長い。 |
ネットワークカメラ | ◎~○ | △~▲ | 100~500万画素 | 100m | パソコンのネットワーク技術を用いたカメラ。大きな建物向け。 |
アナログカメラ | ▲ | ◎ | 40万画素程度 | 300m | 部品の生産が終了しますので、更新をお考え下さい。 |
画質差は細かい所であり、お互いに比べたりしなければ「どれも十分にキレイ」です。あまり意識する必要はありません。
どの方式も延長器などを用いれば長距離対応可能ですが、その分費用がかさみます。
ネットワークカメラのみ高画素なものが存在します。
ただし、高画素なデータをどう活用するかをきちんと考えて設置しなければただ高価なだけで、安い200万画素カメラを沢山設置する方が防犯上好ましいです。
防犯カメラは何かあった時に「録画した映像を再生して確認するもの」であり、たいていの施設では「普段はほとんど映像を見ていません」。
なので、どんな高性能なカメラを使っていても「きちんと高画質で録画」しなければ、全く意味がありません。
200万画素のカメラを設置したものも「録画期間を延ばすために画質を下げて録画している」ケースをよく見かけます。
「どれくらいの画質でどれくらいの期間録画できるか」を重要視してください。