2020年5月22日、上記補助金に「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に資する取組を支援する仕組み」として、『事業再開枠』というものが新設されました。事業再開枠の支援内容は以下の通りとなっています。
・補助率:定額補助(10/10)
・補助上限:50万円(又は、総補助額の1/2まで)
・対象者:持続化補助金(特別枠・通常枠)、ものづくり補助金(特別枠)の採択者
・対象経費:業種別ガイドライン等に沿った感染防止対策の経費
(例:消毒、マスク、清掃、間仕切り、換気設備等の費用)
※業種別ガイドライン
https://corona.go.jp/prevention/pdf/guideline_20200514.pdf
小規模事業者持続化補助金:
通常枠:上限50万円・2/3補助
特別枠類型A:上限100万円・2/3補助
特別枠類型BorC:上限100万円・3/4補助
いずれも上限額と別で「事業再開枠」として上限50万円の定額補助あり
公募スケジュール:第2回受付締切 6月5日(金曜日)
ものづくり補助金:
通常枠:上限1000万円・1/2補助(小規模2/3)
特別枠類型A:上限1000万円・2/3補助
特別枠類型C:上限1000万円・3/4補助
特別枠については上限額と別で「事業再開枠」として上限50万円の定額補助あり
公募スケジュール:3次募集 8月3日まで 申請受付は6月10日開始
IT導入補助金:
通常枠:450万円・1/2補助
特別枠類型A:上限450万円・2/3補助
特別枠類型BorC:上限450万円・3/4補助
公募スケジュール:5月29日まで
この「事業再開枠」は、申請し採択された補助金とは「別枠」になります ※ガイドラインに沿った取り組みに限ります
既に採択・交付決定を受けた方にも、これから申請し採択された方にも対象としています。
次の全ての条件を満たす必要があります。
・使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
・2020 年5 月14 日以降に発生し対象期間中に支払、使用等が完了した経費
・証拠資料等によって支払金額が確認できる経費
令和2年補正予算、小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型にもありましたが「既に使ってしまった経費」にも対応しています。
では、具体的にどういった経費が補助対象となるのでしょうか?具体的には以下のようになっています。
・消毒費用
消毒設備の購入費、消毒作業の外注費、消毒液・アルコール液の購入費
※「次亜塩素酸水」現時点では有効性は確認されず NITEが公表ーNHK(2020年5月29日)
※「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(ファクトシート)ー経済産業省(2020年5月29日)
※アゴラ言論プラットフォーム『次亜塩素酸水を感染症対策にカウントしてはならない』
※携帯型の空間除菌用品の販売事業者5社に対する行政指導について
・マスク費用
マスク・ゴーグル・フェイスシールド・ヘアネットの購入費
・清掃費用
清掃作業の外注費、手袋・ゴミ袋・石けん・洗浄剤・漂白剤の購入費
・飛沫対策費用
アクリル板・透明ビニールシート・防護スクリーン・フロアマーカーの購入費・施工費
・換気費用
換気設備(換気扇、空気洗浄機等)の購入費
・その他衛生管理費用
ユニフォームのクリーニング外注費、トイレ用ペーパータオル・使い捨てアメニティ用品の購入費、従業員指導等のための専門家活用費 など
・PR費用
ポスター・チラシの外注・印刷費
となっています。非常に幅広くて、使いやすいものになっていますね(^^)
消耗品(※上記リストで下線引いたもの)は「補助対象期限内に購入し使用」しなければいけません。ということは「枠があるから何年分も買いだめしよう!」これはいけません(^^;)。同じように、チラシなどの配布物は「補助事業の期限内に配布」する必要があります。期限内に配布したり使った物の購入費分に対してのみ、補助金がおります。
逆の言い方をすれば、買いすぎたり印刷しすぎて余ってしまった分は全て「補助対象外」となります・・・。
さらに大事な事は、消耗品やチラシなどは「購入日、購入量、使用日、使用量等(配布日・配布枚数)を全て記録」しなければなりません。
経験上、これらの理由から「消耗品に対してはとても使いにくい補助金」となっています。
これらの事にご注意いただけながら、各補助金をご活用下さいませ。
ツクヨミセキュリティではサーモカメラ機器を取り扱っております。新型コロナ対策として感染拡大防止にぜひお役立て下さいませ。
ハンディタイプで簡単に設置できるサーモカメラ機器です。
使い方は本当に簡単で、電源を入れて測定したい人に向けるだけで瞬時に体温測定が可能です。体温測定であれば従来の脇に挟んで計るような体温計や、おでこに当てて計る体温計があると思いますが、どちらも測定に時間がかかりますのでその間に密な状態を作り出してしまったり、ムダな待ち時間を生んでしまいます。サーモカメラであれば測定は瞬時に終わりますし、1~2m離れて測定できるのでソーシャルディスタンスをしっかりと確保して体温測定でき、体温測定時の感染予防という観点からも非常に大きなメリットがあります。
電源を入れるとすぐに使用でき、測定したい人の顔に向けるだけで体温が測定できます(機器の電源を入れて5分ほどおいた方が測定誤差が少なくなります)。サーモカメラの画面内にはサーモ画像が表示されますが、その中で「画面中心部の温度」と「画面の中での最高点の温度」が表示されます。人の顔に向けた場合、だいたいおでこ付近が最高温度になりますので、必然的に人物の体温が測定できます。
使用時の注意事項としては、最大温度を測定する機器なので、画面の中に温度の高いもの(テレビ・蛍光灯・電球・直射日光のあたる窓など)が入ってしまうとその部分が最高温度として表示されてしまいます。測定時は背景が壁であったり温度の高いものが無い場所で測定していただくか、「画面の中心温度」を測定する機能を利用して対象者の顔にしっかりと向けて測定して下さい。
充電はマイクロUSBで行います。新品の状態で満充電で約8時間使用できますし、サーモカメラをどこかに固定してUSB電源を接続しながら使用する事もできます。なお、USB充電を行いながら手持ちで測定する事は充電プラグの故障につながりますのでおやめ下さい。
この度、ツクヨミセキュリティだけの特典としまして、サーモカメラを固定して使用する為の「専用クリップ型固定スタンド」をお付けします。三脚とは近い広い場所を必要としないので、飲食店の入口など狭いスペースでもすぐにサーモカメラを利用できます。
詳しくは弊社サイト内『体温測定用ハンディ型サーモカメラ DS-2TP31B-3AUF』のページをご確認下さいませ。
スタンド型で置くだけ設置のインターホン端末と、タブレット側のモニター端末から構成されるインターホンシステムです。機能は以下の通りです。
・来訪者の体温を測定する事ができる
・マスク装着を促すことができる
・モニター端末との間で会話ができる
・スタンド型のインターホン端末は100Vのコンセントに接続
・社内ネットワークなど、LAN接続が可能
インターホン側はサーモカメラを搭載していて、来訪者の体温を測定する事ができます。警告温度を設定することにより(例えば37.5度)それ以上の体温が検知された時に警告表示されます。また、マスク検知機能もあります。AI機能により人物とマスクを装着しているかどうかを判別していますので、マスクをしていない人が来た場合にマスクを装着してもらうように促す事ができます。マスクをしていない方に対して「マスクを装着して下さい」と直接いいづらい所があるかと思いますが、機器が自動的に促すものであればお願いしやすくなりますね。一方、タブレット側は室内側用のモニターとなっており、大きな画面でしっかりと確認しながら、来訪者への応対が可能です。
このシステムはスタンド型になっているので、もともとはインターホンがない場合にも置くだけで簡単に設置でき、社内ネットワークに接続する事により配線工事不要でインターホンシステムを導入する事ができます。コロナウイルス対策として、受付を無人化しているようなケースにはピッタリですし、受付の場所を変えてみたり一時的に変更する場合にもスムーズに対応可能なとても便利なシステムになっています。
『体温測定用ハンディ型サーモカメラ DS-2TP31B-3AUF』
注意事項:補助金に関する詳細につきましては、各サイトでご確認下さいませ。
令和2年度補正予算 小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型
https://r2.jizokukahojokin.info/corona/
令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金
https://r1.jizokukahojokin.info/
ものづくり補助金総合サイト
http://portal.monodukuri-hojo.jp/